PUKKA INTERMISSION

雑誌 FIGARO japan 「地中海の島へ。」バックナンバーを読んだ。ギリシャ、スペイン、クロアチア、イタリアの美しい島々。モノに溢れていない、モノに占領されていない、人々の豊かな心。

キャラコの恋

すし&弁当屋で、一緒にバイトをしていたキヨコちゃんは、ボーイッシュで目のくりっとした可愛い女の子。少し無愛想なせいか、最初は躊躇しながら話していたが、慣れてくると気さくに付き合えた。仕事は客商売ということもあり、私は(なるべく)笑顔で接客をしていたが、彼女はそういったことに無関心。自分のお気に入りに笑顔を見せることはあったが、淡々と仕事をこなしていた。

キヨコちゃんには名前がもう一つある。ある日、ニューススタンドのオヤジ(ロンドン・ピカデリーサーカス駅参照)がトイレに行く途中、うちの店に立ち寄った。「キャラコはどうした?今日はデートか?(grin)」私、オヤジが言ってることに理解不能で、ぽか〜んとしていた。キャラコって誰?何なのだ?「キャラコだよ、キャラコ!ほら、いつもお前と一緒に仕事しているじゃないか!」 玉砕…。オヤジ、彼女の名前はキャラコじゃなくて、キヨコだよ…。何でキヨコがキャラコになるんだ…。「ああ、キヨコちゃんのこと。キ・ヨ・コ!」と言っても、オヤジは聞く耳持たず。オヤジにしてみれば、キヨコと発音ているらしく、ずっとキャラコで通していた。因みに私は名前を呼ばれたことがない。トライしてくれたけど、どうも発音が難しいみたい。まぁ、日常生活では「ハロー!」と「ユー!」でコミュニケーション出来るから、これといって困らなかったけど。

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